質問にお答えします

サンクチュアリ教会世界宣教本部のティモシー・エルダーです。

恐縮ながらも、私も日本語でブログを始めることを決心しました。これまで1年ほどの間、ほとんど毎日ブログ村を訪問して皆さんのブログを数多く読ませていただきました。そして私がそこで果たす役割は無いのではないかと思ってきました。

しかし、サンクチュアリ系統ブログ専門のカテゴリーができるなどの環境変化に伴い、もしかしたら私の役割もあるかもしれないと考えるようになりました。

とりあえず、主にサンクチュアリ教会に対する質問にお答えする形で進めて行く考えです。質問をどしどし送ってください。

shitumonshimasu@gmail.com を、質問を送っていただく専用のメールアドレスとして設けました。「t」の後に「s」がありません。ご注意ください。

韓氏オモニの天一国強奪クーデター

喝海舟様から二つの質問をいただきました。


問1)1つ目は、お母様はどの時点で「堕落したエバ」となったのか
問2)2つ目は、完成したエバが堕落するということを神学的にどう受け止めるか。


答1)韓氏オモニが決定的に一線を越えてサタンと一つになり、真の母の立場に立ち返る可能性が永遠にゼロになったのは、天基4年天暦1月13日(陽2013年2月23日)に行われた偽基元節だったと思います。


本来、この日にお父様と完全に一つになるはずでした。ところが、お父様を裏切って、サタンと一つになったのです。


答2)堕落したと言うことは、完成していなかったことを事実として証明すると思います。


1960年の聖婚から始まり、お父様は韓氏オモニを真の母として育てられました。例えば、韓氏オモニが講演する場合も、講演の場所と日時、そして発言内容まで、すべてがお父様を中心に決定されました。自分では何ひとつ決定できない環境でした。


しかし、一人の人間が完成することは、究極においては自分独自の判断で悪を退け善を選ぶことが一つの前提条件だと思います。だから神様はエデンの園に「善悪を知る木」を置かれたのではないでしょうか。


人間が悪を選ぶ可能性が、何故神様の創造理想の一部をなしているのでしょうか。それは善のみが存在して、悪の可能性が存在しない環境においては、人間は本当の意味で自由な存在になれないためだと思います。自由な存在でなければ、本当の意味で完成して、神様の対象になれないと思います。


お父様のご聖和によって、韓氏オモニは、初めてお父様がいらっしゃらない環境で、自分の判断で善と悪を見極めなければならない環境に置かれました。これは、良い意味では本当の意味で人格を完成してお父様と完全に一つになることが可能な環境でした。悪い意味では、堕落する危険にさらされる環境でした。


この環境における善とは、韓氏オモニがお父様を持ち上げ、自分の血統を否定して、お父様の血統の前にひれ伏すことだったと思います。具体的にはお父様が設定された後継体制をそのまま受け入れることを意味しました。


ところが、韓氏オモニはクーデターを起こして、天一国を強奪しました。


亨進王様と国進様は、2012年8月の安楽死論争から始まって偽基元節の日までの間、

何とか韓氏オモニを説得しようとしました。この期間シックに向かっては韓氏オモニを讃える発言をしました。これは堕落の絶壁に向かって全速力で走る韓氏オモニが、結局は思いとどまって真の母の正位置に戻ることを信じたために、真の母の体面を守ってあげる思いでしたことでした。


しかし2013年2月23日に、韓氏オモニは結局、自分を誰よりも愛する二人の息子を振り切って、堕落の絶壁から飛び降りてしまいました。


韓氏オモニの真の母としての救済がもはや不可能な状況に直面した亨進王様と国進様は、ペンシルベニア州に移り住み、新しい道に出発しました。

え?本当ですか?1世も?

今、多くの方から頂いている質問です。


)ご聖和後に初めて祝福を受けた2世だけでなく、すべての1世も、2月13日までに「真のお父様の権威に戻るための祝福」を受けないといけないという内容の掲示物を見ました。本当ですか?

)現在、ご聖和以前に行われた祝福式を通して祝福を受けた1世が、「真のお父様の権威に戻るための祝福」を受ける場合、祝福後の40日聖別期間と三日行事のやり直しは必要ありません。


この恩恵は天基7年天暦1月6日(陽2016年2月13日)でもって終わります。


その日以降に「戻る祝福」を受けられる1世家庭は、祝福後40日の聖別期間と3日行事のやり直しが必要となります。


2013年当時に、「すべての家庭が基元節の聖酒を飲んで祝福に参加するように」との指示が出ていたことを考えると、事実上すべての1世が今回の期限に該当するものと考えられます。


2013年の偽基元節に参加しなかった、その聖酒も飲まなかったなど、関連されなかった家庭は該当しません。


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アダム家庭復帰は4人の一体化で実質完了

質問受付専用メルアド(shitumonshimasu@gmail.com)に届いた質問です。


)アダム家庭は、アベルカインだけで完了ですか?

 サンクチュアリ教会のブログを書かれている方の中にも、アダム家庭の復帰について

 カイン、アベルに加えて、セツを入れて考えておられ、
 亨進様、国進様だけでなく、顯進様もしくは、権進様の一体化が必要だという
 主張を多く見ていますが、どうなのでしょうか?


)そうですね。創世記でセツはアベルの殺害後にはじめて摂理の舞台に登場した人物ですね。現在はカイン(国進様)がアベル(亨進王様)を殺害するどころか、むしろアベルを守り、アベルが自分の使命遂行に必要とする外面的条件を整えてあげています。


特に、セツが殺されたアベルの代身のような立場だったことを思うと、アダム家庭の復帰はアダム、エバ、カイン、アベルの四人で実質的に完了するのではないでしょうか。アベルとカインが神様のみ旨を中心に一つになった状態においては、セツも自然と一つになるでしょう。


もちろん、お父様の立場からすれば息子二人よりは三人、三人よりは四人が、お父様のみ旨を中心に一つになってくれるなら、どれほど喜ばしいことでしょうか。