質問にお答えします

サンクチュアリ教会世界宣教本部のティモシー・エルダーです。

恐縮ながらも、私も日本語でブログを始めることを決心しました。これまで1年ほどの間、ほとんど毎日ブログ村を訪問して皆さんのブログを数多く読ませていただきました。そして私がそこで果たす役割は無いのではないかと思ってきました。

しかし、サンクチュアリ系統ブログ専門のカテゴリーができるなどの環境変化に伴い、もしかしたら私の役割もあるかもしれないと考えるようになりました。

とりあえず、主にサンクチュアリ教会に対する質問にお答えする形で進めて行く考えです。質問をどしどし送ってください。

shitumonshimasu@gmail.com を、質問を送っていただく専用のメールアドレスとして設けました。「t」の後に「s」がありません。ご注意ください。

三代を通しての真の父母勝利(「真実の向こう側」への回答)

ジャマール・ジョンソン兄弟が私をインタビューした動画が日本語に訳されたのをきっかけに、日本のいくつかのブログに私の発言内容が引用されるようになりました。中には、「我田引水」の印象がかなり強いものもあります。「真実の向こう側」に掲載された記事「ティモシー・エルダー氏は知っているではないか」がその一つの例です。


最後の部分だけを問として引用して、私の答えを書きます。


)ティモシー・エルダー氏は、「真の父母」も「真のご家庭」も「顕進様外し」のときに、破綻、崩壊されてしまったことを知っているのではないですか。 語ることのできないことを背負われて、亨進様、国進様と共に歩まれているには、何か事情があるのではないかと思います。
)神様の公的資産を私的に使用する郭グループは韓氏オモニと家庭連合ほどの異端ではありませんが、彼らが私の発言内容を自らの行為の正当化に悪用しようとすることには憤りを禁じえません。


韓氏オモニは真のお父様によって堕落世界から選ばれ、真の母の責任を果たせるように、50年余の間お父様に育てられたにもかかわらず、最後の時に決定的に失敗しました。その失敗の背景には韓氏オモニの強い権力欲があったように見受けられます。ジョンソン兄のインタビューに答えた内容にもあるように、2012年11月15日、天正宮の一室で韓氏オモニと約30分に及んで討論した際に、私はその権力欲を直に感じて衝撃を受けました。


しかし、万王の王の摂理は一人の女性の権力欲によって破綻したり崩壊するほど貧弱なものではありません。


真の父母の使命を「アダム家庭の復帰」と考える場合、お父様はアダムの使命を完成されました。そして亨進王様と国進様はアベルとカインとして一つとなっています。残るのはエバです。


韓氏オモニはお父様のご聖和の際に、または遅くとも基元節の際に、お父様が「真の父母の祝福」を伝授して代身者相続者と認定された亨進様を天一国の王として認め、その頭に王冠をかぶせるべきでした。エバの使命は、自分の血統を否定してアダムの血統の前にひれ伏すことにあるのです。


ところが、韓氏オモニは自分の頭に王冠をかぶせ、自分の血統を持ち上げました。明らかな堕落行為です。


幸いにも、アベルとカインが一体となった位置におられる亨進王様と国進様は、このような韓氏オモニから離脱して、お父様の直接主管を受けながら、地上における摂理の中心を守っておられます。私はお二人のこのような姿に深く感動し感謝しています。


アベルとカインがしっかりと立っているので、エバを復帰することはそう難しくありません。お父様がすでに天一国の第3代の王として指定された文信俊君が王の座に就くときに、その母親であり現在真の母の位置にある妍雅様が、息子を王として認め、その前にひれ伏せば良いのです。これによってエバの使命が完成され、真の父母の使命である「アダム家庭の復帰」が完成します。


韓氏オモニの失敗さえなければお父様のご聖和時に、または基元節の際に完成すべきだった真の父母の使命が、こうして3代を通して完成します。人類にとっては、この上ない感謝です。

つまずいた韓氏オモニ(cocoa様への返信)

cocoaのブログに私への質問がありましたので、この場でお答えします。
《ティモシー・エルダーさんインタービュー日本語訳》に関した質問です。
記事の題は「エルダーさん、ごめんなさい。でも・・
こんなに優しく質問されると、どんな難しい質問でも答えたくなります。


)さて、内容が2011年頃からになっています。それ以前、2008年頃は、傍におられなかったのでしょうか?!
)本来私は、お父様とか真のご家庭に直に接する機会があまりありませんでした。私とお父様との間にはいつもKwak, Yang, Pak, などの韓国人指導者がいました。それに、2008年と言えば、私は
ベーリング海峡トンネルと日韓トンネルに関連した韓国の摂理機関で勤務してしていました。


2009年の11月から統一財団に移動して、日本と韓国で国進様の専属通訳として仕事するようになりました。そうしているうちに、2011年にお父様がヨーロッパを巡回された際に、通訳としてお供させていただきました。


)お母様につまずいて、何故に亨進様のところへ行くことになったのでしょうか? 
)つまずいたのは私ではなく、韓氏オモニでしたね。お父様のご聖和後、韓氏オモニはお父様から離れました。お父様を事実上離婚したと言っても過言ではありません。亨進様のところへ来たのは、お父様が指名された代身者相続者であられるためです。世界すべてのシックが一日も早く亨進様につながるべきだと思います。

キリストの花嫁は人類すべての女性(真の母はその筆頭)

質問受付メールに送っていただいた質問です。


)TFの女性関係の問題について です。 亨進様が、「6マリア」のことを認めるまでは、僕はTFの婚外の女性関係のことは ほとんど顧みることはありませんでした。 しかしその後、僕の調査でも 婚外の女性関係が相当数事実であることがわかり、 たいへんな困惑する状況になっています。 ここで僕が現時点で理解している原理観を少し記させていただき、 TFの婚外の女性関係をどう感じたのかも述べさせていただきました。 ティモシー エルダーさまがそこのところをどのように 理解されているのかお聞かせいただけたらありがたく思います。(同じ問いかけを「4研」さんにもしました。)


(質問者は以上のような前書きをして、ご自身の考えを紹介した後に、いくつかの具体的な質問をされました。答えるにあたっては、まず質問の件に関連る亨進王様の考えを総合的に紹介してから、具体的質問にお答えします。)


)大変重要な質問を送ってくださり、ありがとうございます。お父様は数十年もの間、私達を指導してくださいましたが、お父様がどのような方であり、どのような使命を持って来られたかを、私達はいまだ十分理解していないと思います。これを理解するためには、時間をかけて聖書と8大教材教本に記されたお父様のみ言葉を勉強するとともに、祈祷生活を深めて行く必要があると思います。


ご質問の件に関する亨進王様のお考えを私なりに整理してお伝えします。


まず、私達がお父様を「人間」という範疇の中で考える限り、お父様を理解できないというのが王様のお考えです。すなわち、お父様は「神様が肉となり私達のうちに宿られた」存在なのです。夜の神様(創造以前の神様=創造主)が人間の形で、肉体をもった人間として私達と共に生活されたのです。人間の姿をもって現れたお父様ですが、被造物である私達とは存在論的に異なった存在なのです。


そのお父様は、神様の精子を地上にもたらされました。そして、堕落した血統をもった女性の子宮にその精子を植えることによって、その女性の子宮から神様の血統が生まれるようにしてくださるのです。この場合、一人の女性ではなく、複数の女性と性的関係を持った方が、人類の復帰を速く進めることができるのです。潜在的には、人類すべての女性がキリストの花嫁です。


そして、お父様が堕落の世界から選ばれ、真の母の位置に置かれる女性は、キリストの多くある花嫁達の筆頭なのです。筆頭ですが、多くある花嫁の中の一人ですので、キリストの愛を独占できる立場ではありません。むしろ、世界すべての女性がキリストと関係できるようにしないといけません。


ですから、私達はお父様が複数の女性と関係されたことを「問題」として意識したり、恥ずかしく思ってはいけません。そうした場合には、ノアの裸体を恥ずかしく思ったハムと同じ失敗を犯すことになります。


)文先生の1対多の性関係は、性関係は1対1であるという原理原則に反するものだと感じます。 復帰は再創造だとするならなおさらでしょう。
)お父様を「人間」として理解する場合はご指摘の通りですが、お父様は人間の形で、肉体をもった人間として私達と共に生活された夜の神様(創造以前の神様=創造主)です。

)天使長に奪われた女の愛を取り戻すのに正妻と妾の構図が必然でしょうか?
)このような一側面があるかどうか、み言葉を研究する必要があると思います。今はお答えできません。

)レアとラケルのような関係の中に第3アダム(真のアダム)が 当事者になることが必要なのでしょうか?
)これは第3アダムに該当しないように思えます。

)第3アダム(真のアダム)は自らの操を妻のために守るべきではないでしょうか。
)世界すべての女性が第3アダムの「妻」です。お父様が堕落の世界から選ばれ、真の母の位置に置かれる女性は、第3アダムの多くある妻達の筆頭です。多くある妻の中の一人ですので、第3アダムの愛を独占できる立場ではありません。

)性関係を介在させながら3者(第3アダム、正妻、妾 - 回答者註)がまとまることはありえないのではないでしょうか?
)真の母が、自分はキリストの花嫁の筆頭であり、キリストの愛を独占できる立場でなく、むしろ他の花嫁達をキリストにつなげる責任があることをしっかり自覚していれば可能ではないでしょうか。

)本妻と妾の人間関係の勝利とは何がどうなることが勝利なのでしょうか?3者関係のまま女同士が一体化するとはどういうことなのでしょうか? 
)花嫁の筆頭である本妻がキリストの愛を独占しようとせず、自分を完全に否定して、他の花嫁達をキリストにつなげ、その花嫁達がこれに感謝して真の母を支えるようになることが勝利だと思います。


)当事者の女達はどのように納得したのでしょうか?
)これは現場におられた方に確認しないと分かりません。


)不信した女達は摂理に対するその個人の責任不履行を問われるのでしょうか?
)当然そうと考えられますが、確認できません。お父様ご次第です。特に韓氏オモニの責任がどのような形で問われるかが問題です。


)男女関係は唯一(1対1)であるというのが創造原理だと理解しています。
)もちろん、質問者と私を含むすべての人間は、ご指摘の通りです。しかしお父様は人間の形で、肉体をもった人間として私達と共に生活された夜の神様(創造以前の神様=創造主)ですので、これに該当しません。

)「御家庭」の現況の有り様と過去の破壊的不品行は、 そこの方々こそ身近な出来事であったTFの女性関係問題に大きくつまずいたからではないか?とも思われます。
)真の家庭の事情をお父様の責任であるかのように表現することは間違いだと思います。例えば、1945年から48年の間に韓国のキリスト教がお父様を再臨のキリストとして受け入れていたなら、ご家庭の事情はかなり違っていたと思います。

結局、1950年代韓国においてお父様の周りに集まった人達は、2千年の間キリストの再臨を待ち望む伝統を受け継いだ人達ではなく、韓国人が選民として選ばれたことに心を引かれた愛国者と民族主義者達が多かったように思います。キリスト教の基盤が弱いので、キリストがどのような人物であり、どのような使命を持って来られるかの理解が著しく乏しい人たちでした。

このような人たちがお父様のもとで摂理の実務を担当し、子女様のお世話などをしながら、真の家庭に多大な弊害を及ぼしたと思います。特に、韓氏オモニに、花嫁達の筆頭としての立場を教えることができなかった責任は大きいと思います。

一部の質問は他のものと重複すると判断して、抜かしました。私の答えに十分でない点がありましたら、またご連絡ください。


尚、亨進王様が2015年5月3日に「キリストの花嫁達」と題して語られた説教(映像はこちら 日本語訳(ほぼ全文・非公式)はこちら)をご参照ください。