日本のシックの現実
一人の方が、日本のシックの方々の現実を伝えてくださいました。大変心の痛む内容で、お返しする言葉がないほどですが、何とか慰めて差し上げたい思いから答えを書いてみました。
問)この度、日本の家庭連合で借金してでも献金することを信仰と信じファックスやメールで流れてくる○○摂理○○路程○○万円献金がみ言と思っていたメンバー、礼拝にも参加せず原理教育も受けていないメンバーも3000双にカウントされました。
亨進様の説教は難しく、プリントして渡しても反応は?????? 私達は、返るべき人間ではなかったのではないか?
答)私達は、自分の意思でお父様に出会った人は一人もいません。お父様が招いてくださり、私達がその招きに答えたので、今ここに立っているのだと私は信じます。お父様にとって、私達は一人一人が貴重な存在です。
問)借金返済や商売の支払いや髪を切るお金も借りなければいけないような状態で目の前の現実しか考えることは出来ません。
家庭連合も必死に礼拝参加や出発式参加を促す電話や、1000円の金を集めるために家々を回っています。中には人情であったり鬱陶しさから逃げるために、わずかなお金を渡す人もいます。
さきに進む為の教育も出来ない、家庭連合からの執拗な関わりも断ち切ることも出来ない現状に疲れ果てます。
私たちのような低次元に生きるものは、救われる道はこの世においては無いように思えますが・・・・・・・
これ以上、被害が大きくならないうちに家庭連合が崩壊することを願っていますが、やはり、時を待つしかないのでしょうか?
答)大変心が痛むお言葉です。時を待つのも必要ですが、どうぞお父様にしっかりとしがみついてください。特に亨進様が願われるのは次のことです。改ざんされていないお父様のみ言葉を読み、「栄光の賜物」を天一国の国歌として歌い、家庭盟誓をお父様が定められた通りに暗唱して、「天のお父様」に祈ってください。この内容を実践する方が一人でも多ければ、家庭連合がそれだけ早く崩壊するでしょう。
問)聖書も難しい社会学も世界情勢も正しく理解できない我々に、できることがあるのでしょうか?
答)人間の力と人間の知恵では何もできません。私達にできるのは、お父様がこの地において役事するに必要とされる基台を準備することです。すべてはお父様の役事によってなされます。
問)沈み行く日本を指をくわえて見ているしかないのか・・・
答)韓氏オモニの背信により、日本など、摂理の中心国家はこれから厳しい審判を免れることができないものと予想されます。それが神様のやむをえない摂理なら、人間の力ではどうにもなりません。私達にできるのは審判を生き延びること、そして審判後の世界に神様の御国を創建することです。審判を生き延びるには、衣食住などの面で可能な限り自立することが必要です。これが亨進様の願いです。
問)血統を残せる若者を守らなければならない・・・のは解ります。
答)その若者を育てる為には、我々年老いた人間も必要でしょう。神様はこれまで数十年をかけて私達を訓練し教育してくださいました。神様がそのようにして私達に投入された内容に感謝して大切にしましょう。
問)怒りに苛まれて悶々とする毎日、実力も教養もお金もない・・神様もお父様のことも実際にはわかっていないのだと思います。
アメリカなんて、とんでもない!隣町に行くことさえ難しい年老いたメンバーに何が出来るでしょうか?
答)あなたがどこにおられようと、お父様はあなたと共におられます。
問)一度は、日本のメンバーを救おうと改革を試みて下さった、亨進様と国進様です。心身ともにボロボロになった彼らを癒す事は出来ないでしょうか?
答)韓氏オモニの背信さえなかったなら、家庭連合の改革は可能だったでしょう。しかし、今の状況で家庭連合を改革することは、氷山との衝突で損傷したタイタニック号の船体を修理しようとするようなことです。不可能です。一時も早く救命ボートに乗り移ることしかありません。
問)とんでもない愚痴のような・・質問とも言えないかもしれませんが、日本の小さな片田舎の現実を知っていただきたく失礼を承知でメールいたしました
答)ありがとうございます。大変参考になりました。亨進様にお伝えします。